高齢者疑似体験・車いす体験
みなさま、こんにちは。長い梅雨が明け、夏本番の暑さになってきましたが、
お元気でお過ごしのことと思います。
さて、ただ今、医療情報管理科2年生は、8月の病院実習の準備に取り掛かっています。
今日は、高齢者の患者様や、車いすを必要とされる患者様のサポートがしっかりできるように、
ふくし交流プラザにやって来ました。
ご指導くださるのは、高知県社会福祉協議会 いきいきライフ推進課の小西様と山崎様です。
高齢者疑似体験では、耳栓や特殊眼鏡、手足の重りなどを装着し、日常生活動作を疑似的に体験することにより、
加齢による身体的な変化(筋力、視力、聴力などの低下)を知り、
高齢者の方の気持ちや、高齢者の方とのコミュニケーションの取り方を、体験的に学ぶことができます。
さあ、高齢者疑似体験の準備が始まりました。
実際に歩いて、身体の不自由さを体感します。
曲がりにくい指と見えづらい目でチラシを2枚引き抜く、お財布からお金を出す、申込書に文字を書いてみるなど、
日常の色々な場面での高齢者の患者様の大変さを知ります。
学生達は、メディカルマナーの授業で、高齢者の方へのサポートの仕方を学んでいますが、
実際に自分の身体で体験することで、患者様への思いやりがより一層深まっていくようです。
「高齢の患者様を急がせない、優しく見守り、困っている時はお声がけをする。」等、
高齢の患者様への心の持ち方、支え方を身につけています。
さあ、次は車いす体験です。
車いす操作の注意点を伺った後、実際に友達を車椅子に乗せて操作したり、
また車椅子に乗ってみることで、患者様の不安を理解したりと、貴重な学びとなりました。
優しく丁寧にご指導くださった小西様、山﨑様、学びの多い1日を本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。学生達は、今後、職場となる医療機関だけでなく、
地域の方やご家族に対しても、サポートする気持ちが準備できました。
学生達の多方面での活躍が楽しみです。
患者様に、笑顔とホスピタリティマインド(おもてなしの心)を実践しようと頑張る学生達に、 私は、感動します。
これからも精一杯、学生を応援していきます♡
医療情報管理科のみんな、お疲れ様でした。
医療情報管理科担当 長﨑由香